林修先生の「幸せをつかむためのマトリックス」で、キャリアを考えてみよう。

こんにちは。強みを活かす!幸せキャリアカウンセラー 多喜まどかです。
あなたは、「幸せをつかむために必要なもの」と聞いて、何を思い浮かべますか?
幸せをつかむ講義
今日帰宅後に何気なく見たテレビで、私も大好きな東進ハイスクールの人気講師・林修先生が
東大卒女性芸能人の方々へ「幸せをつかむ講義」をされていたので、思わず見入りました。
先生曰く、「幸せをつかむためのマトリックスがある」と。
「できる・できない」を上下、「やりたい・やりたくない」を左右に配置したとき、「できる×やりたい」の分野ではなく、間違いなく、「できる×やりたくない」の分野に取り組むことがポイントとなる。
普通なら、「できる×やりたい」分野を大切にしたいという方が殆どだと思います。
しかし、ちょっと考えてみてください。「やりたい」ことが必ずしも「できる」とは限らない。
つまり、「できる×やりたい」は成立しないことも多い。
それならむしろ、
- 「やりたくない」けど「できる」ことに取り組み、
- 「できる」ことで人から感謝され、
- 感謝されることで「やりたい」と思えるようになる
という流れが正しい努力の方法だ、と林先生はおっしゃっていたのです。
改めてこの言葉をかみ締めると、本当にハッとさせられますよね。
人から感謝をされる生き方
いま自分が取り組もうとしていることは「自分が本当にやりたいことなのか?」と考えるより、
「自分にできて、人から感謝されることなのか?」という視点から考えてみる。
「やりたい・やりたくない」は自己中心ですが、「できる・できない」は他者中心、とも取れます。
「自分にできて、人から感謝されるかどうか?」の姿勢で物事に臨んでいくこと。
これが最終的に、自己満足度や自己肯定感をあげ、幸せへと繋がっていくのだと考えます。
これは実は、私がキャリアカウンセラーとしてクライアントの方に寄り添う中で、一番大切にしたい考え方でもあります。
さぁ、キャリアについて考えよう
キャリア理論が本格的に日本にやって来たのは、ほんの十数年前。
これまで自分のキャリア(人生)について深く考える機会のないまま進んで来た方は、まだまだ多いと思います。
「やりたいこと」に無鉄砲に走って失敗するか、失敗するのが怖いから「やりたいこと」を我慢するか、
で悩んでいる方も多いですが、ぜひ「自分にできて、人から感謝されるかどうか?」のスタンスで、
自分の強みを整理する機会を多くの方に持っていただければと願っています。