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仏教における人間の生き方って?「四住期」でライフサイクルを見直してみよう

仏教における人間の生き方って?「四住期」でライフサイクルを見直してみよう

こんにちは。幸せキャリアカウンセラー 多喜まどかです。

人生100年と言われるようになり、生き方に正解は無いと頭では理解できても、

心は不安でいっぱいになっている方は意外と多いのでは無いかと思います。

キャリア(人生)におけるライフサイクルが大きく変化しようとしている中、

今回はあえて、我々の祖先が経験し、実践し、思想としてまとめてきた、

「仏教」と「東洋医学」において説かれてきた「人間の生き方(ライフサイクル)」について

考えてみたいと思います。

仏教における生き方「四住期」

まずは日本人の我々にとって身近な存在である仏教おけるライフサイクルの形は

「四住期」と呼ばれるものです。

「四住期」と言う漢字のとおり、「四つ」の「住む」「期間」ということで、

人生を4つに分けて考えるものです。

学生期(がくしょうき)
 新緑の時期。枝葉が柔軟なので、どんどん学び吸収する時期。

家住期(かじゅうき)
 就職、結婚を経て、家庭を大切にし、夢中で働く時期。

林住期(りんじゅうき)
 これまでの人生を振返り、本当の生きがいを見つけ、人間らしく生きる時期。

遊行期(ゆぎょうき)
 落葉の時期。枯れるのではなく、葉の裏表を見せながら、どっしりと大地に落ちつく時期。

あなたは今、どの期?

この「四住期」というのは、豊かな人生を送るための先人からのヒントのように思います。

しかし最近は、いつまでも1つの期に留まろうとしてしまう人が増えてきているように思います。

新緑の学びの時期は終わっているはずなのに、いつまでも親のすねかじりで生きてしまう若者。

とうに、これまでの人生を振り返る時期に入っているのに、場合によっては家庭をおろそかにして、

長時間労働に明け暮れる中年のお父さん。

誰でも年をとりますから、いつまでも同じ期に留まることはできないのです。

いくら個々の生き方が自由になってきてからといって、

こうして脈々と受け継がれてきた「あるべき姿」というものが、

いきなりそっくり全てひっくり返るなんてことはないと思います。

そういった観点では、この「四住期」と自分の人生と照らし合わせて、身を委ねてみること、

愚直に努力することも大切なのではと思います。

次の期に移ろう準備を整える

実は私自身も、これまでうまく期を移行してきた方ではありません。

思い返せば、うまく次の期に移ろうための大切なキーポイントは、

1つ前の期で、どれだけ次の期に向けての準備をしてきたか、

という点にあるような気がしています。

意識的に次の段階への準備をする、という点では、

キャリアカウンセリングにおける「目標設定と行動計画への落とし込み」

まさしくそれに当たると思います。

様々な手法がありますから、ぜひ皆さんも、

セミナーに参加したり、キャリアカウンセリングを受けたりと何かのキッカケを通し、

自分なりの「準備の進め方」を掴んでみてはいかがでしょうか。

次回は、東洋医学における「節目年齢」でみる人間の生き方

今回は仏教の「四住期」について書きましたが、

次回は、もう少し細かな「節目年齢」で一生を捉えた、

東洋医学でのライフサイクルの考え方について書きたいと思います。

「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」という言葉、某CMなどでお聞きになったことはありませんか?

体の変化というのは、キャリア(人生)を考える上で、切っても切り離せないものです。

この観点についても、知っておくとタメになりますよね。お楽しみに。

 

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多喜まどか プロフィール


国家資格キャリアコンサルタント。女性のキャリア相談、企業のキャリア教育プログラムの設計・運用、採用支援を中心に活動中。元テレビお天気キャスターという顔も。京都出身、東京在住。 詳しいプロフィールはこちら。