松の内の日にちは関東と関西で違う!その理由は?そして明日15日は女正月です!

こんばんは。幸せキャリアカウンセラー 多喜まどかです。
今日は寒波の到来のせいか、とてもとても寒い1日でしたね。
外に出るのが億劫になってしまうほどでしたが、そうも言ってられません!
今日は、明日1/15の松の内最終日に備えて、近くの神社にお正月飾りを持って行きました。
しかしそこで愕然としたのです…
数日前まで確かにあった、お焚き上げの場所が、見事に綺麗に無くなっていたのです…
松の内っていつまで?
綺麗になっているお焚き上げ場所をみて、私はハッと気づいたのです。
もしかして、関西と関東では、松の内の日にちの概念が違うのでは?と。
京都生まれの京都育ちの私、昔から、松の内は1月15日までだと信じていました。
でも、ネットで調べてみましたら…
はい、やっぱり、違うんですね。。(涙)
松の内は、
- 関東:1月7日
- 関西:1月15日
ちなみに鏡開きも、
- 関東:1月11日
- 関西:1月15日
- 京都:三が日がお正月だということで、1月4日
(私の実家は京都ですが、なぜか15日に鏡開きしていました…)
とのこと。全く日にちが違うのですね!!
昔は鏡開きは、1月20日に行っていたそうなのですが、
徳川家光が亡くなったのが4月20日だったので、20のつく
1月20日を忌日とし、1月11日に行う風習が徳川幕府のある関東を中心に広まったとのこと。
それに伴って、松の内も縮められて、1月7日になったのだとか。
1月15日は「女正月」
お正月について調べているうちに、「男正月」「女正月」という言葉も見つけました。
「男正月」は大正月・元旦の1月1日。
男性たちが、お仕事をお休みする日だから、ですね。
「女正月」は小正月の1月15日。
1月15日の午後は、暮れのおせち作りやお客の接待などで
忙しかった女性たちが、お正月の疲れをとるための休息日なのだそうです。
これは、おそらく全国共通の日にちなのかな?
お正月がんばったお母さん方、明日の午後くらいはゆっくり休んでくださいね。
まとめ
今日触れたのは、男女の役割や、お正月の風習が薄れていっている現代、
ますます意識されることがなくなってきている事柄だなと感じます。
時代が変化するのは当たり前。
ただ、そう言った文化や伝統を、記憶として、どこかに残していくことが
我々の、ご先祖様を大切に思う気持ちや、信心深く生きようとする気持ちを
強めてくれるのかなと思います。
さて、次は、節分でしょうかね。
コンビニでは、「恵方巻き」の旗が、すでにはためいています。(笑)