自己実現欲求と○○のバランスを考えよう

自己実現欲求と○○のバランスを考えよう

こんにちは。幸せキャリアカウンセラー 多喜まどかです。

さて前回の記事ではトランジション(転機)についてお話ししました。

転機を経たことがきっかけで「人生で本当にやりたいことはないか」

をようやく真剣に考えるようになった、というのは、よくある話。

「自己実現」という概念が、グーッと目の前にやってきている状態ですね。

「人生で本当にやりたいことはないか」がはっきり見えてくると、思わずそれに駆け寄り、追いかけたくなるものです。

では、なりふり構わず、それを追いかけていてもいいのでしょうか。

この気持ちと、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。

マズローの5段階欲求のバランスでは

アメリカの学者であるアブラハム・マズローの5段階欲求の説は有名ですので、ご存知の方も多いと思います。

人間の欲求は

  • 生理的欲求
  • 安全欲求
  • 社会的(所属)欲求
  • 承認欲求
  • 自己実現欲求

の順に高次元へ向かうという説です。

「人生で本当にやりたいこと」を探すのは「自己実現」を求める行為です。

一方で「いつか経済的に安定したら、自己実現に取り組もう」

と言っている人が、なかなか一歩踏み出せないのは、「安全欲求」が強すぎるからですね。

自己実現欲求が強くなりすぎると…

「安全欲求」が強すぎて一歩踏み出せない人は多いものですが、

では逆に「人生で本当にやりたいこと=自己実現欲求」だけに集中すればいいのか?

というと、決してそうではありません。

「自己実現欲求」ばかりを追いかけていると、

ふと気付いたら経済的に苦しくなり、生活が安定しなくなっていた、

なんてお話も、よく耳にしますよね。

この時、その人の心の中の欲求には、恐ろしい変化が起こります。

いつの間にか、自分の持っていた「自己実現欲求」が「安全欲求」へとすり替わってしまう(!!)のです。

今度は「なんとか生活しなきゃ…」と必死にならざるを得なくなる。

すると「これは本当にやりたいことだったのだろうか。」と疑問が湧いてくる。

そうです。

気づかないうちに低次元の欲求を追いかけることになってしまっていた、ということが簡単に起こってしまうのです。

「自己実現欲求」と「安全欲求」のバランスが大切

では私たちはどうすれば良いのでしょう。

「自己実現欲求」も「安全欲求」も積極的に追いかけてはいけないものなのでしょうか。

おそらく、ベストは

「自己実現に進む過程で、それ以外の欲求も達成していく」

という形ではないかと思います。

どちらか一方に傾くのではなく、絶妙なバランスをとること。

そのためにも、冷静にそのバランスを見つめる機会を意識的に持つことが、とても重要なのです。

定期的に振り返る時間をとったり、第三者の意見を聞いたりするのは、非常に有効だと思います。

我々キャリアカウンセラーにご相談いただくというのも1つの手。

アメリカではキャリアカウンセリングは日本よりももっと身近なものです。

日本でもはやく気軽に利用する人が増えて、1人でも悩みを抱える方が減るように、と願っています。

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多喜まどか プロフィール


国家資格キャリアコンサルタント。女性のキャリア相談、企業のキャリア教育プログラムの設計・運用、採用支援を中心に活動中。元テレビお天気キャスターという顔も。京都出身、東京在住。 詳しいプロフィールはこちら。