成長のあるべき姿は、「完璧にする→期待値を超える→常に期待値を超える」

こんにちは。強みを活かす!幸せキャリアカウンセラー 多喜まどかです。
夏が終わりに近づき、企業で働いていた頃に自分が担当していた新入社員さんたちはどうしているかなぁと、ふと思いをはせることがあります。
無事に仕事をこなしているだろうか。
ひと回りもふた回りも大きくなっているだろうな。
もっと教えることがあったのにな。
など様々な思い。そして、自分自身が若手だった頃のこととも思い出が重なります。
そんなに褒められたいの?
20代の頃の私には、こんなことがよくありました。
「こんなに早くできたし」「こんなに綺麗に仕上げたし」「こんなに残業もしたし」
「…だから、上司や同僚は褒めてくれるはずだ。」
甘いですよねー。笑
その頃の自分に声を大にして言いたい。
「仕事って、受けた指示を完璧にこなして”ようやく当たり前”なんだよ!」と。
上司やまわりが、いちいちそのことをピックアップして「君は偉いね!」なんて言ってくれるはずはありません。
なのに…
- 「自分は褒めてもらえるはず」と思ってしまう
- 褒めてもらえなかったら「評価されていない」とストレスを溜めてしまう
- ひどい時には、愚痴を言い始める
など。
ただ、すぐにこんな風に思ってしまう人って、悲しいかな、いつの時代でも溢れんばかりに居るもので、20代の私だけが例外ではないようです。
特に女性や若手に多い傾向のような気がしています。
相手の期待値を超える
「完璧にやったら褒められる」のは「学校の宿題を提出する」年齢まで。
結局は、相手が期待していたレベル(完璧)を大きく越えること、これに尽きるんですよね。
常に間違いがない、常に納期より早い、常に気のきいたアイディアや視点が組み込まれている、など。
そう、「常に」が大事。
完璧にする→期待値を超える→常に期待値を超える、です。
これ、どの仕事をするにあたっても言える「あるべき成長の姿」だと思います。
「常に」ではないのに、「褒めてもらえない」と攻撃的になったり、落ち込んだりしている場合ではないのです。
そもそも「褒めてもらえない」ことにショックなんて受ける必要もありません。
適切な努力をしていれば、必ず誰かが見てくれているはず。
褒められる以上の素晴らしい達成感が、ご褒美として自分に返ってくるはず。
「常に相手の期待値を超える仕事をしよう。」
社会人のベテランにとっても、忘れがちなこと。
あなたも一つのテーマにしてみてはいかがでしょうか。